「ファイルを開く/ 実行する」のアクション設定を含む特定の PDF を開いた際、アプリケーションが一般的なツールに潜む隠れた危険にさらされる可能性がある問題に対処しました。攻撃者がこれを悪用してユーザーを欺き、有害なコマンドを実行させる可能性があります。セキュリティ警告ダイアログボックスの既定の選択オプションとして「OK」が表示されるため、ユーザーは潜在的なリスクを理解せず習慣的に「OK」をクリックしてしまう可能性があります。
AI を活用した操作の支援ツールを追加しました。自然言語処理と機械学習アルゴリズムによりユーザーのクエリを理解し、アプリケーションの操作方法を案内します。Foxit Knowledge Base など Foxit Software のサポート情報に基づいた操作手順を提供し、ユーザーが Foxit PDF Editor で特定の機能を使用したり、特定のタスクを実行したりすることを支援します。
AI アシスタント機能を強化 (サブスクリション版のみ)
スマート PDF コマンド - 実行したいタスクを入力して、内容に基づいたコマンドを Foxit PDF Editor で自動的に実行できるようにしました。
Windows 付属のメモ帳などでバッチ処理のための XML ファイル (プラットフォーム依存のカタログ付きインデックスファイルのパスとフラグのリストを含むテキストファイル) を作成し、Windows タスクスケジューラーなどのスケジュール管理のアプリケーションを使用して全文検索インデックスを、いつ、どの程度の頻度で自動更新するか、スケジュール設定をできるようにしました。
PDF のインデックスの作成と検索
PDF ファイルまたはカタログ (特定の PDF をカタログと定義します) を全文検索するためのインデックスを作成し、検索パネルから作成したインデックスを検索できるようになりました。これにより PDF ファイル内の検索速度が大幅に向上しました。
iManage10 との連携 (英語版のみ)
iManage Work Desktop for Windows (v10.x) と連携して、PhantomPDF から直接 iManage10 内の PDF ファイルを開いたり、チェックアウトしたりすることができ、編集した後は iManage10 への保存やチェックインが可能になりました。
Foxit PhantomPDF 9.6 での改善、強化
PDF から他のファイル形式へ書き出しする際の設定を追加
PDF からスプレッドシートに書き出す際に、数値設定やテーブル毎、ページ毎に複数のワークシートを作成する設定オプションを追加しました。
PDF から見出しやしおりで分割した複数の HTML ファイルに書き出せるようになりました。また、しおり / 見出しを基準に作成されたナビゲーションフレームの付いた HTML ファイルへの書き出しにも対応しました。
PDF から Word、RTF、HTML ファイルに書き出す際に、画像を含めるオプションを追加しました。
ECM 連携をよりシームレスに改善
PDF から他の形式に書き出す際に、SharePoint、Google Drive、OneDrive、ndOffice (英語版のみ) に直接、出力するファイルを保存できるようにしました。
SharePoint、iManage、Google Drive、OneDrive、ndOffice (英語版のみ) にあるファイルから PDF を作成できるオプションを追加しました。
Microsoft Office の操作から Office ファイルを PDF に変換して、SharePoint、iManage、Google Drive、OneDrive、ndOffice (英語版のみ) に直接保存できるようにしました。
Alfresco との連携機能を強化し、ユーザーがより使いやすく PDF 文書を管理、共有できるようにしました (英語版のみ)。
PDF ポートフォリオへの OCR の実行
PDF ポートフォリオ内の PDF ファイルに OCR を適用し、PDF を検索可能または編集可能に変換します。これにより、容易に検索と編集ができます。
PDF 内のすべての JavaScript を編集
JavaScript エディターを使用して PDF 内のすべての JavaScript の作成と編集が可能です (例: しおりの JavaScript、ページの JavaScript など)。
テキストの両端揃え
PDF のテキストコンテンツの編集中、およびテキストボックスと引出線付きテキストの追加や編集をするときに、複数行にわたるテキストを両端揃えにすることができます。
iManage Work との連携 (英語版のみ)
Microsoft Word/ Excel/ PowerPoint/ Visio から作成した PDF を iManage Work に保存
Microsoft Word/ Excel/ PowerPoint/ Visio から PDF を作成するときに、作成した PDF を iManage Work に直接保存できるようにし、PDF 文書の管理操作を改善しました。
Microsoft Office ファイルを新しいバージョンとして iManage Work に保存
PDF を作成したときに、元の Microsoft Office ファイルを新しいバージョンとして iManage Work に保存します。
ローカルのファイルを iManage Work のバージョンとして保存
ローカルのファイルを iManage Work にある既存の文書の新しいバージョンとして保存します。
iManage Cloud のサポート
iManage Cloud の PDF の閲覧、チェックインとチェックアウト、PDF ファイルの保存が可能です。
Egnyte および OpentText Documentum との連携 (英語版のみ)
Egnyte 社のサービスと連携し、クラウド内の PDF ファイルの閲覧、変更、保存を支援します。また、Foxit PhantomPDF を使用して OpenText Documentum 内の PDF ファイルの閲覧やチェックインとチェックアウト、保存に対応しました。
アクセシビリティ機能の改善
ユーザーのコンピューターにインストールされている支援技術を検出し、より使いやすく閲覧できるように設定確認の画面を表示します。加えて、アプリケーションが表示する Windows 非標準のメッセージダイアログにも読み上げを利用できるように対応し、視覚に障害を持つユーザーの使いやすさをさらに向上させました。
eDOCS DM にパスワードを使用して文書を保護できるようになりました。(英語版のみ)
その他複数の機能改善を実施し、使いやすさを向上させました。
Foxit PhantomPDF 9.0.1 での不具合の修正
複数の安定性に関する問題を修正しました。
Foxit PhantomPDF 9.0 更新情報
Foxit PhantomPDF 9.0 の新機能
アクセシビリティ機能
障害を持つユーザーが、スクリーンリーダーやその他の補助ソフトウェア・ハードウェアの有無にかかわらず PDF を使用しやすくするため、PDF のアクセシビリティを評価し、PDF のアクセシビリティの問題を修正できます。
PDF にタグを付けたり、代替テキストを設定したり、読み上げ順序を修正する等、強力なツールとパネルを提供して、障害がある人にも利用しやすい PDF の作成を支援します。
ショートカットキーや PDF のリフロー表示を使用して、文書の表示と読み上げの順序を制御するアクセシビリティの設定を行ない、アクセシブルな閲覧とナビゲーションをサポートします。
また、PDF を視覚障害のあるユーザーが使用できるフォームに変換できるアクセシブルなテキストに書き出しできます。
PDF 2.0 のサポート
PDF 2.0 リファレンスに一部準拠する PDF 文書を表示できます。開発中の ISO 標準を先取りしてサポートしています。
Visual Basic for Applications (VBA) の統合
ユーザーが VBA スクリプトを使用して PhantomPDF を Microsoft Office と連携させ、Excel から PDF に変換したり、PDF フォームを入力したり、OCR を実行する等が可能なインターフェイスを提供します。
ファイルの変換時に、ファイル全体をダウンロードする前に表示を開始できるリニアライズド PDF への変換オプションを提供します。既存の PDF からの変換にも対応します。
Web ブラウザーの PDF 変換プラグインを改善
PDF 変換プラグインを改善し、IE、Firefox、Chrome で Web ページから PDF に変換する際に、ログインやタイムアウト、ハイパーリンクなどについての詳細設定をサポートしました。
複数のファイルから単一の PDF を作成するときに、Microsoft Word と PowerPoint のページ範囲の指定や、Excel ファイルのシートの選択に対応しました。
PhantomPDF を使用して ECM や他のファイルストレージ上の PDF 以外のファイルをプレビュー
PhantomPDF は SharePoint、NetDocuments、iManage WorkSite や Google Drive、OneDrive、Box、Dropbox 等のネットワークドライブにある PDF 以外のファイルを PDF に変換して開くことができるようになりました。
ConnectedPDF — PDF をより便利に
ConnectedPDF は ISO 規格である PDF 形式を拡張し、クラウドサービスを使用して個々の PDF に ID を割り当てることで、文書の保管場所や配布数、変更内容に関係なく、文書のトラッキングや共有、保護を実行できます。ConnectedPDF の機能は、PhantomPDF の Connect タブから使用できます。
ConnectedPDF 文書の作成
既存の PDF をワンステップで ConnectedPDF 文書に変換します。操作した PDF 文書を自動で ConnectedPDF に変換することも可能です。
ConnectedPDF 文書の新規バージョンの登録
文書を登録すると、すべての変更や更新を ConnectedPDF サーバーに記録できます。また、任意に別の新しいバージョンとして新規にサーバーに登録することも可能です。新しいバージョンを登録するとき、文書の所有者はその文書のすべてのユーザーに更新を通知できます。更新通知はほとんどの PDF リーダーで表示可能です。