第16回

  • Black Foxです。SDK事例4回目です。
    FoxitのSDKは、もともとEmbedded SDKと呼ばれており組み込み用途を主体としていました。今日から具体的な使われた製品がイメージできるものを紹介します。古い話ですが、VXWorksというOS向けにライブラリを提供しました。これは、当時のプリンタやMFPなどに組み込まれていた組み込み用OSで、MFPに組み込まれました。ライブラリのビルドは問題ないのですが、デバッグ環境があまり揃っていなかったので、細かいレベルで、ログを出力しながら徐々に仕上げていきました。動作するまでは、大変でしたが、一度、動作してしまうと全く問題なく、必要時にPDFコアエンジンのアップデートをするだけで、製品寿命の間、安定して動作してました。現在は、もう少し環境も良くなっていますので、より簡単に組み込めますし、PDFのハンドリングに対するニーズも高まっていますので、様々な対応もしております。

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